ピラティスって血圧が高い人でも血圧を下げてくれる効果があったりするんかなって思ったことありませんか?
答えはずばり、血圧改善に効果はあります。
血圧はどうして上がるのか、ピラティスが高血圧改善に効果がある理由を解説します。
この記事を読み終えると、なるほどこんな効果があるんだ・・と身体に意識を向けながら効率的にエクササイズを楽しめますよ。
もし今、高血圧に悩んでると思い浮かんだ人がいるなら、その人と一緒にエクササイズしてみよう!
目次
血圧が高くなる原因
血圧とは
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管内部を通るときにかかる圧力のこと。
全身から心臓に戻ってきた血液が、心臓の収縮でもう一度全身に送り出される。
つまり、この収縮によってかかる圧力のことですね。
血圧が高くなるのはどうして?
血圧が高くなる要因は4つ。
肥満、ストレス、喫煙、塩分の取りすぎ
血管は一番内側の膜が自由に伸び縮みすることで血圧をコントロールしてる。
加齢により血管は硬くなるのに、さらに4つの要因が重なり自由に伸び縮みしにくい状態に。
これが、血管内の圧力が高い状態。
この自由な伸び縮みが失われることを、動脈硬化と言う。
血圧が高いとどうなる?
血圧が高い状態が続くと、脳、心臓、腎臓の血管の動脈硬化が進行する。
硬くなった血管に血液を送ると心臓に負担がかかり、心臓の収縮が弱くなる。
心不全、脳出血や脳梗塞を引き起こしてしまう可能性があるんです。
高血圧を改善するには、運動、生活習慣の見直しが最重要。
ピラティスで高血圧が改善する【理由3つ】
じゃあなんで、数ある運動のなかでも、ピラティスが高血圧改善に効果があるのか。
血流が良くなるから
ピラティスはインナーマッスルを鍛えられるため、下がっていた内臓が持ち上がります。
正しい位置に内臓が戻るため、それまで下がっていた内臓で滞っていた血の流れが良くなります。
身体の奥の部分から血の滞りを改善するため、末端まできれいな血を送り出すことができることになります。
柔軟性がアップするから
ピラティスは身体の柔軟性が向上する働きがあります。
身体の柔軟性と血圧にはどんな関係があるかというと・・・
身体の柔軟性があればあるほど、動脈硬化になりにくいということです。
実は、身体が硬い人ほど動脈硬化の進行が早いといわれている研究結果があるんです。
じゃあなんでピラティスがいいかって言うと・・・
ピラティスはインナーマッスルのトレーニングと同時にストレッチもできるエクササイズだからです。
インナーマッスルを伸縮させながら行うトレーニングなので、インナーマッスルのストレッチ効果があるということです。
一定のリズムで呼吸する有酸素運動だから
運動すると血流が促進し内臓が活性化します。
少ししんどいなくらいの運動は交感神経が優位になり、血管が拡張し血圧が下がるんです。
高血圧の人は、安静にしていても血圧が上昇することがあるくらいです。
高血圧の人がいきなりぜーぜーしんどい運動をすると、心臓に負担をかけてしまいます。
でもピラティスは、一定リズムの呼吸に合わせて筋肉をコントロールしながらゆっくりエクササイズします。
だから、高血圧の人でも安全に行えるんです。
さらに、一定リズムの呼吸は精神安定効果があります。
高血圧要因の一つ、ストレス解消にもなります。
まとめ
血圧が高いとは、血管の内側の自由な伸び縮みができていない状態。
血圧が高い状態が続くと動脈硬化が進み、心臓に負担をかけることになる。
数ある運動のなかでも、なぜピラティスが高血圧改善に効果があるのか理由は3つ。
血流が良くなるから、柔軟性がアップするから、一定リズムで呼吸する有酸素運動だから
高血圧改善は、運動だけでなく生活習慣の見直しも必要です。
ピラティスが高血圧改善の突破口となるように。
今は大丈夫と思っていても、将来の自分の身体のために、周りの大切な人の健康のために一緒にエクササイズをしよう!